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【国分寺市ってどんなところ？？】

東京都国分寺市は、東京都の多摩地域中部、都のほぼ中心部に位置する市です。島嶼部を除く東京都を一枚の板と考えた場合、その重さのバランスが取れる重心が国分寺市内の富士本3丁目の位置にあたります。この重心は財団法人日本数学検定協会によって算出され，その証として同地の国分寺市立富士本90度公園に、都の重心であることを示す看板が設置されています。市域の大部分は武蔵野段丘の平坦面上にあたる武蔵野台地と、「ハケ」と呼ばれる国分寺崖線を境に一段低くなる立川台地。市内の湧水を源流とし、高台を流れる野川の谷でできています。また国分寺崖線の下部、各所からの豊かな湧水が野川に注いでいます。
国分寺の市域は、古くは大化の改新の後、府中に武蔵国の国府が置かれ、その府中宿から北上する官道の東山道武蔵路で当地と国府がつながっていました。「国分寺」の地名は、741年（天平13年）に聖武天皇の命によって建立された国分寺（武蔵国分寺）が当地にあったことに由来します。
1889年（明治22年）には町村制の施行により国分寺村や周辺の10村や府中宿、本宿村の一部が合併して神奈川県北多摩郡国分寺村が誕生します。その後、北多摩郡を含む三多摩地区の東京府移管を経て、1940年（昭和15年）に町制が施行され、東京府北多摩郡国分寺町になります。また東京都制の施行を経て、1964年（昭和39年）には市制施行され、東京都内で14番目の市として国分寺市が誕生します。
市内の名所、史跡には、武蔵国分寺跡があります。8世紀中頃に創建され、鎌倉時代末期、分倍河原の合戦の兵火で焼失した武蔵国分寺の跡地で、武蔵国分尼寺跡を含めて国の史跡に指定されています。尼寺跡は調査が終了し、歴史公園として整備されています。
現在の武蔵国分寺は、元の国分寺が消失した後、新田義貞の寄進により再建されたもので、国分寺跡内に所在しています。境内には万葉集に歌われた植物を集めた市の天然記念物「万葉植物園」や、国の重要文化財である木造薬師如来坐像などの文化財も多くあります。
市内の公園には、芝生広場や武蔵の池、野鳥の森などの施設をもつ鉄道学園記念碑武蔵国分寺公園があります。
お鷹の道・真姿の池湧水群は、江戸時代、国分寺が徳川御三家尾張藩の鷹狩場となった際、整備された小道が「お鷹の道」と呼ばれるようになったものです。真姿の池は、平安時代に絶世の美女と呼ばれるも、皮膚病で美貌を失った玉造小町が、この池で身を洗ったところ、元の容姿を取り戻したとの伝説が伝わる池です。武蔵野台地の代表的な景観であり、名水百選にも選定されています。
国分寺を舞台にしたフィクションには、水島新司さんの野球漫画「野球狂の詩」があります。本作中に登場する架空のプロ野球チーム「東京メッツ」が、やはり架空の国分寺球場を本拠地としている設定です。かわぐちかいじさんの野球漫画「バッテリー」も、主人公の出身校が架空の国分寺南高校になっています。バイクと少女を題材にした大森しんや（せきはん）さんの漫画「恋ヶ窪・ワークス」も、タイトル通り市内の恋ヶ窪を主な舞台にしています。
小説では、隣接する小平市に居住していた椎名誠さんのデビュー作「さらば国分寺書店のオババ」が、かつて国分寺駅近辺に実在した国分寺書店をモデルにしています。大岡昇平さんの小説を溝口健二監督が1951年（昭和26年）に映画化した「武蔵野夫人」は、武蔵野のハケ周辺を主な舞台にしており、埋め立てられる前の姿見の池周縁で撮影されています。

【東京都国分寺市の場所】

東京都国分寺市は多摩地域中部に位置し、付近の日野市などと並んで都全体のほぼ中心にあたる市です。市の北側を小平市に、東側を小金井市に、南側の東寄りを府中市に、西寄りを国立市に、西側を立川市に接しています。
市域の地形は台地で、段差や谷がある以外、ほぼ平坦な地です。またハケと呼ばれる谷からは豊かな湧水があり、水の里としても知られています。東京都心や周辺地域へのアクセスも便利で、緑豊かな暮らしやすい地域になっています。
国分寺市の市章は、カタカナの「コ」と「ク」を上下の半円模様にして円を描き、中央に紋章化した「分」を配置したものです。
国分寺市の木はケヤキ（欅）、花はサツキ（皐月）です。どちらも公募により決定されました。
ケヤキはニレ科ケヤキ属の落葉高木で、ツキ（槻）の別名もあります。高さ20メートルから25メートルの雄大な巨木となり、中には40メートルを超える樹もあります。4月から5月にかけて淡い黄緑の小さな花が咲き、秋の紅葉もまた美しく、街路樹や庭木などによく見られる他、樹齢の長い巨木が国や地方自治体の天然記念物になっていることもあります。また昔は実用をかねた屋敷林としても愛され、一本のケヤキがさまざまな活用法で一家の生計を救うこともあった貴重な木でもあります。市内の小中学校にもケヤキをシンボルマークにしている学校があります。
サツキはツツジ科ツツジ属で山中に自生し、ツツジ（躑躅）の一種とされることもありますが、ツツジより約一ヶ月遅い5月から6月、すなわち旧暦の5月（皐月）に紅色や薄紫の花を咲かせることから名づけられたサツキ（皐月）です。サツキツツジ（皐月躑躅）や映山紅（えいさんこう）などの別名も持つサツキは、園芸用としても江戸時代から好まれ、現在では1000種類以上もの品種があります。
国分寺市のイメージキャラクターは「ぶんじほたるホッチ」です。ホッチは市内で創立し「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカン」シリーズなど数々の名作で知られるアニメ制作会社、竜の子プロダクション（現：株式会社タツノコプロ）と共に製作されたキャラクターで、デザインは初代社長、吉田竜夫さんの娘でもあるイラストレーター、吉田すずかさんによるものです。
ホッチは国分寺市の資源でも特に市の象徴となる「水・緑・光」をイメージしたキャラクターで、国分寺市のみに生息する新種のホタル「ぶんじほたる」という設定です。デザインは竜の子プロの名作アニメ「昆虫物語 みなしごハッチ」の主人公であるミツバチ（蜜蜂）のキャラクター、ハッチを思わせる姿で、誕生日は市に引き渡された8月30日となっています。
ホッチは市のサイトや発行物に用いられ、また市内のイベントなどで着ぐるみが国分寺市をPRすべく活躍しています。
市の非公認キャラには、国分寺跡から発掘された「あぶみ瓦」をモチーフとした「ぶんじくん」がいます。ぶんじくんは可愛い顔のある日輪かヒマワリ（向日葵）のような紋章がついた円に、長い足がついたユニークなデザインのゆるキャラです。ぶんじくんは、デザイナーの西尾有未さんが、かつて住んでいた国分寺市へのの恩返しにと製作したキャラクターで、武蔵の国の妖精だそうです。
生年月日はは2010年10月12日で年齢は2歳（人間ならお酒が飲める年齢）です。星座はてんブン座で、血液型は注射針が刺さらない瓦のため不明です。身長体重は自分でもよくわからず不明。出身は西国分寺（地名ではなく西国分寺駅界隈）で、口癖は「ブーン( *｀ω´)」。カラー写真で撮影されても何故か自分だけモノクロに写ることが悩みで、好きな漫画は「魔法陣グルグル」。特技は「足ギュッ」で、ゆるく過ごすことが趣味だそうです。

【東京都国分寺市の鉄道路線】

鉄道
東日本旅客鉄道（JR東日本）
中央本線
・国分寺駅
・西国分寺駅
武蔵野線
・西国分寺駅

西武鉄道
西武国分寺線
・国分寺駅
・恋ヶ窪駅
西武多摩湖線
・国分寺駅

国分寺市のバス
・コミュニティバス「ぶんバス」
・京王電鉄バス
・京王バス中央
・立川バス
・西武バス

【東京都国分寺市の主要道路】

主要地方道
・東京都道7号杉並あきる野線（五日市街道）
・東京都道16号立川所沢線（府中街道）
・東京都道17号所沢府中線（府中街道）

一般都道
・東京都道133号小川山府中線（国分寺街道）
・東京都道134号恋ヶ窪新田三鷹線（連雀通り）
・東京都道145号立川国分寺線（多喜窪通り）
・東京都道222号国立停車場恋ヶ窪線

【東京都国分寺市出身の芸能人】

東京都国分寺市出身の著名人には、出生は中野区ながら、国分寺市および日野市育ちで、ロックミュージシャンとして高名な忌野清志郎さんがいます。忌野さんは小学生時代は漫画に熱中して、自分で描いた漫画を、近所に住んでいた漫画家でタツノコプロの創設者、初代社長でもある吉田竜夫さんに見てもらったこともあったそうです。
他にも、きゆづきさとこさんの美術四コマ漫画をテレビアニメ化した「GA 芸術科アートデザインクラス」の水渕〈ぶちさん〉や日曜朝の人気アニメシリーズ第8作「スイートプリキュア♪」の北条響／キュアメロディ。「ストライクウィッチーズ」シリーズのシャーロット・E・イェーガー（シャーリー）など、多くの人気作で主要キャラを演じている声優の小清水亜美さん。アカペラボーカルグループ「RAG FAIR」でハイテナーを担当する加藤慶之さん。同グループのリードボーカルでシンガーソングライターでもある土屋礼央さん。宝塚歌劇団月組の元娘役で、現在はダンサー、女優の城咲あいさん。宝塚歌劇団宙組所属のトップ娘役である星風まどかさん。かつて宝塚歌劇団や劇団四季に所属し、主に舞台で活躍する女優の千紘れいかさん。テレビドラマ「打撃天使ルリ」などに出演した女優、モデルの永池南津子さんなどが国分寺市の出身です。
文化人などの国分寺市出身者には、北海道放送アナウンサーで主にスポーツ中継を担当する川畑恒一さん。パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにて史上最年少の16歳で優勝したヴァイオリニストの庄司紗矢香さん。映画「蜜蜂と遠雷」のピアノ演奏を担当したピアニストの福間洸太朗さん。「めだかの学校」「ブレイク・カフェ」などの作品があり、料理下手でもある漫画家の森ゆきえさんなどがいます。
スポーツ界の国分寺市出身者には、サッカー選手に韓国Kリーグ2・水原FCに所属する安柄俊選手。東京ヴェルディなどに所属した元選手の清水康也さん。東京ヤクルトスワローズ、北海道日本ハムファイターズなどに所属した元投手で現在はコーチを務める木田優夫さん。元女子総合格闘家で「マシンガン・シンデレラ」の別名をもつ舞さん。プロレスのリングアナウンサーである村上☆健さんなどがいます。

【東京都国分寺市町域別対応エリア】

ア行

泉町1（イズミチョウ1）、泉町2（イズミチョウ2）、泉町3（イズミチョウ3）

カ行

北町1（キタマチ1）、北町2（キタマチ2）、北町3（キタマチ3）、北町4（キタマチ4）、北町5（キタマチ5）

サ行

新町1（シンマチ1）、新町2（シンマチ2）、新町3（シンマチ3）

タ行

高木町1（タカギチョウ1）、高木町2（タカギチョウ2）、高木町3（タカギチョウ3）、戸倉1（トクラ1）、戸倉2（トクラ2）、戸倉3（トクラ3）、戸倉4（トクラ4）

ナ行

内藤1（ナイトウ1）、内藤2（ナイトウ2）、並木町1（ナミキチョウ1）、並木町2（ナミキチョウ2）、並木町3（ナミキチョウ3）、西恋ケ窪1（ニシコイガクボ1）、西恋ケ窪2（ニシコイガクボ2）、西恋ケ窪3（ニシコイガクボ3）、西恋ケ窪4（ニシコイガクボ4）、西町1（ニシマチ1）、西町2（ニシマチ2）、西町3（ニシマチ3）、西町4（ニシマチ4）、西町5（ニシマチ5）、西元町1（ニシモトマチ1）、西元町2（ニシモトマチ2）、西元町3（ニシモトマチ3）、西元町4（ニシモトマチ4）

ハ行

光町1（ヒカリチョウ1）、光町2（ヒカリチョウ2）、光町3（ヒカリチョウ3）、東恋ケ窪1（ヒガシコイガクボ1）、東恋ケ窪2（ヒガシコイガクボ2）、東恋ケ窪3（ヒガシコイガクボ3）、東恋ケ窪4（ヒガシコイガクボ4）、東恋ケ窪5（ヒガシコイガクボ5）、東恋ケ窪6（ヒガシコイガクボ6）、東戸倉1（ヒガシトクラ1）、東戸倉2（ヒガシトクラ2）、東元町1（ヒガシモトマチ1）、東元町2（ヒガシモトマチ2）、東元町3（ヒガシモトマチ3）、東元町4（ヒガシモトマチ4）、日吉町1（ヒヨシチョウ1）、日吉町2（ヒヨシチョウ2）、日吉町3（ヒヨシチョウ3）、日吉町4（ヒヨシチョウ4）、富士本1（フジモト1）、富士本2（フジモト2）、富士本3（フジモト3）、本多1（ホンダ1）、本多2（ホンダ2）、本多3（ホンダ3）、本多4（ホンダ4）、本多5（ホンダ5）、本町1（ホンチョウ1）、本町2（ホンチョウ2）、本町3（ホンチョウ3）、本町4（ホンチョウ4）

マ行

南町1（ミナミチョウ1）、南町2（ミナミチョウ2）、南町3（ミナミチョウ3）